きっかけ

ゼンタングルを知ったのは、shieちゃんのブログから。

今、ゼンタングルの世界で大活躍している成富史絵さんとは、10年ほど前から子供を通じて面識があり、彼女が渡米してゼンタングルの資格を取りに行くときも、そのブログを見て感心していた。

単身で誰も知らない人たちの中で知らない土地へ言葉も通じるかわからないところで何日も過ごす、しかもまだその時は子供が小さかった。(うちの子と一緒ね)

そのガッツに感動した。

でも、真似する、という気持ちは全くなかった。(感動だけで、応援だけで、自分もやってみよう!とは思わなかった。というか、その当時の環境では思えなかった。)

ドタバタ旅行(旅行ではないか)のブログを楽しく拝見させてもらって、そして、一度だけ、たまたまつないだインスタでライブをしていたのを見て、その手さばきに魅了された。(でも、自分もやってみよう、とまでは思わなかったんだなぁ~。当時は。)確か、2019年の夏くらいかな。。。

そして、コロナが世界を襲って、子供たちが休校で家に閉じこもる生活が続いた2020年の5月。shieちゃんから「娘ちゃんも参加しない?」と誘われたのが、ゼンタングルキッズクラスfree。一緒に参加したら、、、まぁ、楽しい。
私、絵を描くの、こんなに好きだったっけ?と思うくらい楽しかった。

それをきっかけに、オンラインセミナーを受けたりして楽しく描いていた。
CZTという資格があるのも、そのあと知って・・・でも、資格取る目的がなく、教えれるほどのものはもっていないし、まだまだ1ユーザーとして楽しみたい、と思っていたのです。

私は仕事でパソコンを教えており、講師としては何年だ?20代のころからやっているから、かれこれ30年になるか・・・。10年くらいブランクはあったけど。

他人に1つものを教えるときは、その内容の10倍くらいの知識は必要、、、と思っているので、ゼンタングルの講師なんて・・・まだまだなれないわ!と思っていたのです。

もっともっと腕を磨いて、勉強して、、、それでも絵描きなんてセンスが要求されるから、それでもなれないかもね~と。漠然とあきらめムードでした。


2021年の春から、実父の具合が悪くなり・・・仕事と病院と家事と子育てと・・・やりくりしながら過ごす日々。

父は日に日に状態が悪くなっているような気がして、病院へ何度も通って検査しては何も出ず。しんどい状況をそばで見ているのも心配で心配で。眠れない日々。

そんなときに、自分を無にしてくれるゼンタングルを、毎晩のように描いていた。

さかのぼって2020年の春、ゼンタングルを始めたころ、長男がちょうど中2で反抗期。ぶつかるぶつかる。喧嘩してイライラが止まらないときでも、ゼンタングルのセミナー受けてたらすーっと怒りがおさまってきて、終わるころには落ち着いている、イライラや悩み事、つらいことなどあっても、心穏やかにしてくれる魔法があるゼンタングル。さすが禅。

そんなゼンタングルだったので、父の病気が心配で眠れない夜も、ずっと描き続けていた。

でも、やはり、極度の心配事だったので、最後の方はさすがに無にはなれなかったけど・・・描いている間だけでも心を落ち着けてくれた。ありがとう。


そして、2021年9月、父が亡くなりました。葬儀やらそのあとの法事やらで毎日ばたばた。

実家の残された手続き、役所への届出、光熱費やカードの名義変更など・・・ほんと、大黒柱が亡くなるといろいろとやることが多い。

そんな中、残された実母は、日によって気分や言っていることが違う。

もともとそういう気(鬱っぽいところ)があったのですが、この忙しさでさらに気持ちのアップダウンが激しくなっていて、こちらが手を差し伸べたりしても、ばっさりと切りつけるような言動があったり・・・。付き合う子(私や妹)も、何度も被害にあっていた。

また、自分は鬱だから、と言って平気で法事を欠席したり(ま、これも逆に出てもらったほうが困るからいいのだけど・・・)
お父さんなくなる前からも、その言動が人としてありえんくらい失礼だったりデリカシーがなかったり・・・。
昔からそうだったけど・・・。

でも、この人、これからどうなっちゃうんだろう?って、、、
80になって、もちろん働くこともできず。お金はあるから大丈夫だけど、これといって趣味も今はやっておらず(昔はいろいろやってた)1日誰ともしゃべらないという日も多くなってくるだろう。

社会と接していなくて、何を生きがいに暮らしていくのだろう?

社会と接していないから、そういった失礼で人を傷つける言動を知らず知らずのうちにしてしまうのだろう。

自分勝手な言動で人を傷つけても、傷つけていることすらわからず、怒る人もおらず、楽しいこと頑張ること、克服すること、達成感、言葉、文章、耐えること、ほめること、喜ぶこと、人との出会い、うれしいこと、悲しいこと、励ます言葉、人生の言葉・・・

人をつかさどるいろんな要素を、どこから得るのだろう?

などと・・・思った。

そのときに、自分が何か生きがいをもって歳をとってからも活動できる何かを得たい。

今は仕事がある。好きな仕事をして、社会と接していて得るものがたくさんあって、感動や感情や言葉や気持ちや・・・そういったこと、歳をとって仕事を辞めてからも、何かで得ていたい。

そう思ったときに、今夢中になっているゼンタングルを自分のものにして、ずっとこの世界に参加していろいろな人と出会い、いろんな感情をもって、たくさんの言葉や気持ちを自分のものにしたい、と思った。

それが、CZTを取ろう、と思ったきっかけです。

自分にゼンタングルのセンスがあるかどうか?人に教えれるだけの知識が得れるかどうか?わからないけど、たとえそのセンスがなくても、活動することは可能だろうし、いずれは退職して仕事がなくなってしまうだろうが、そうなったときに、仕事以外で活動できる何かがあれば、、、いいなぁ。と。

滋賀在住で活躍してらっしゃるふるはしみどり先生、お孫さんがいて、そして重大なご病気を抱えられていて、そして、滋賀という(私も住んでいたのでわかるのですが)古く変化をあまり望まない?地域にいて、CZTとして以前から活動されている。しかも英語ペラペラ!

そんな歳の取り方をしたいなぁ・・・と思いました。

そして、こないだ、私がこう思っているねん、と自分の将来の展望を夫に言うと、夫は「おれもこないだからそう思っててん、そんだけ毎日一生懸命やってるんだから、何か資格取ったらいいねん、て」

ということで、一番身近な夫が理解して協力してくれるから、鬼に金棒、反対勢力なし!てことで、やる気も上々!

このブログも立ち上げて、計画を練って、資格取りに行こう。

って、調べたら・・・次の資格取得のチャンスは11月のヨーロッパ(オンライン)と4月のアメリカ(対面)、9月のアメリカ(オンライン)、なのね。アジアは中国語だから無理だわ。

本当なら4月のアメリカ対面に行きたかったんだけど・・・3月末から4月にかけて、我が課は1年で一番忙しい時期になる。残業で11時帰りとかざらで・・・1日6時間勤務の私が1日残業7時間とか(笑)なので、4月は無理だわ。

なら、9月か・・・。

さすがに来月のヨーロッパはちょっと早すぎるやろ。

1年後かぁ~。遠いなぁ~。

と、思ったけど・・・めげる私じゃないよ。

1年あるからじっくり準備できるわ!

てことで、まずは英会話。そして、タングルを一から学んでいって、かつ、きれいに描けるようにテクニックも学ばないとね。

あぁ~渡米したかったわ。やるならそこまでやりたかったんだけどな。秋のオンライン、対面にならないかしら~。。。

ま、自分を過信せずにコツコツとがんばろう。

そんな所信表明でした。

The way to Certified Zentangle Teacher by Shingomam

楽しい趣味で十分!と思っていたゼンタングル。 出会いは 10年来の友人 shie CZT からのお誘い。コロナ禍で退屈している子供たちのために開かれた無料のセミナーで、ハマったのは娘ではなく私(笑) それから1年半、ただ描くだけで楽しくて十分。認定講師の資格なんて恐れ多いと思っていたのに・・・あることをきっかけに、思い切ってCZTを目指すことに。 このブログはCZTを取るまでの記録です。

0コメント

  • 1000 / 1000